パパママクラスでは、毎月1冊絵本を紹介しています。
授業の中では、どんな話なのか、どんなところに注意をして読むべきかをお伝えしています。
実際に読む練習もします。これを持ち帰り、実際に子どもに読んであげるというのが次回までの課題です。
今日ご紹介する読み聞かせのポイントは、インタラクティブであること。
つまり、親が一方的に読んで聞かせるのではなく、子どもと対話をしながら読むということです。
「絵」本ですので、絵を活用しましょう。
何が見える?
どんな表情をしてるかな?
どんなことを言うのかな?
子どもの想像力をかき立てる質問を準備しておいてください。
もちろん子どもの方から質問をしてくる場合もあります。
時には、大人からすれば馬鹿馬鹿しい、あるいは突拍子もないことを言ってくるかも知れません。逆に、自分が知らないことを聞かれて、困ってしまう事もあるかも知れません。
ですが、質問を考える=疑問を持つということはとても難しいことです。
まずは、その問いの力を褒めましょう。
そして「どうしてそう思ったの?」と聞いてみてください。
そんな視点で考えていたのか、と思わず大人が唸るような答えが返ってくることもあります。そしてその質問に対する答えを、大人は必ずしも持っていなくても大丈夫です。
子どもの意見を認めながら、自分の意見を共有することもできます。
「パパは~だと思うけど、○○はパパの考えをどう思う?」
また、知識の問題なら一緒に調べることを提案してみても良いでしょう。
「ママも知らないから調べてみよう。何を見たら分かるかな?」
実際に子どもが求めているのは本読みではなく、親からのattention(注目)だったりします。
読み聞かせの間は、是非お子さんに注目してあげて下さい。
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